1月終わりから抗がん剤を再開し、2週目の投与が終わって3~4日経った時の事。腹部に激しい痛みと高熱。
前々から軽い痛みはあったのですが傷がまだ完全に治ってないせいだと思っていました。
一度北里大学病院のO医師2週目の抗がん剤投与の時に相談してみました。実は傷口から膿みたいなものも少量ですが出てきていて服にくっついていたのです。
しかしO医師の返事はこうでした。
「うちで作った傷じゃないからねぇ~」
東京医科大学病院までは家を出てから徒歩と電車の乗り換えとかまで加味すると2時間弱かかるので、近場の先生に相談してみたのですががっかりです。
医者なら少しは見てくれたり触ってくれたり症状をみてアドバイスをくれるのかと思っていました。
そんなこともあり我慢していたら悪化してしまったようで我慢できずAM2時。急きょ北里の救急にかかりました。救急なので主治医のO医師じゃなくて逆にほっとしてしまいました。夜間の救急の先生は新米の先生がまずは診てくれてベテランの先生に相談するようです。すごく一生懸命見てくださいました。救急で見落としがあってはいけないということなのでしょう。
CTも撮っていただき、膿がだいぶたまっているので入院になると思うとのことでした。しかし救急では応急処置しか出来ないので抗生剤を打っていただき痛み止めをもらって帰り翌日、O医師にかかることになりました。
O医師はやはり「あっちの病院で作った傷だからねぇ」と・・・。
でも傷は痛いし、まだ熱はあるし。
携帯電話くらいの大きさのエコーの器具を持ってきてお腹にあてて診てくれましたが膿はないとのこと。抗生剤は出しとくから気になるようだったら東京医科大のほうで診てもらえと事でした。
薬局で薬を処方してもらっているとき、O医師から電話がありました。
「救急で夜中に撮ったCTが届いてなくて、今見てみたらやはり膿がたまっているので東京医科大に早めに診てもらってください」
とのことでした。設備も新しくなった大病院lなのに連携がなってないな、と思ったのと、もしも東京医科大学病院で治験をやった人は保険で診てもらえないって言われたらどうしようと思いましたが、その日のうちに東京医科大に行きました。
東京医科大の先生は大変でしたねぇと言ってくれ、膿ががん性のものか、どこまで広がっているか、など親身に診てくれることになりました。
やはり、入院ということになりましたが、受け入れてもらうことが出来て一安心しました(;´Д`)難民にならずに済みました。