緩和治療と積極的治療

昨日の記事で動注療法をやることになりそうと書きましたが、どうやら息子は今一歩踏み出せないよう。

息子は手術をしてすい臓を摘出することが唯一の根治への道であり、動注療法=緩和治療、その道をあきらめるということ。だと思っているようです。

実際、そう思っているお医者様も多いみたいですね。

もちろん同じ医者といっても手術促進派と反対派がいて、北海道ではその二人の間に立ってしまってどっちに頼ればいいか迷ったことも事実。

すい臓がんという病気が、再発率が高いのも手術反対派を増やしている要因です。

動注療法についてネットで調べてみると

明らかな肝転移がない場合まだやるべきではない

腹膜播種があるとあまり効かない

など、私はまだやらなくてもいいのではないか…とも思ってしまいます。

今日、今度はお嫁さんが三浦病院に電話をしてくれました。

動注療法をやらずに、点滴でジェムザール、ポートからパクリタキセルだけをやってもらうのは可能か??
と聞いてくれたみたいです。

私が受けた印象でお話しさせていただきますが、どうやら三浦病院の動注療法は、静脈点滴のジェムザールの副作用を減らすためにがん細胞に直接カテーテルから抗がん剤を送りがんを弱らせるためのもの、ということでした。

私の場合、静脈点滴のジェムザールが効いているのでわざわざ手術をしてカテーテル、いわば異物を入れてやるのはまだ確かに早いのかもしれません。

しかし、フォルフィリノックスで体が弱り、副作用が強く出てる今、抗がん剤を全身にではなく局所に送りこんで副作用が出にくくしてくれるのはありがたいとも思っております。
(もちろん人によって差はあるようですが)

三浦病院以外に神奈川近辺で引き続き治療をしてくれる病院はまだ見つかってません。すべての費用が保険適用という部分も含めてやはり三浦病院にお願いするようになると思います。

2日にやった抗がん剤の副作用で体が思うように動きません。体力をつけることが出来ません。

やはりQOL重視ですよね!!!icon_covered_button01_028

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コメント

  1. かとちゃん より:

    さくら様

    前の記事でのお返事ありがとうございます!

    受け入れ病院が見つかったんですね!
    いやー良かった!!!

    腹腔内化学療法の受け入れ先を探すのはとても大変なことではないかと心配していましたが、息子さんご夫婦さすがですね!

    動注化学療法…また、いろいろと本当に本当に悩ましいですね。。。

    観光もされてたんですね!
    余市にも行かれたんですか♪
    北海道も良いところがいっぱいですよね^^

    副作用で体がうまく動かないということで心配しています。

    同じ病院に居ながら、さくらさんとは階が違うので、たぶんお会いしたことがないですよね。

    どうか、少しでも副作用が軽くなる時間が増えますように、、体力が戻ってきますように、陰ながら応援しています!

    いろいろとお忙しいとは思いますが、あまり無理をなさらないようにしてくださいね。

    ブログの更新、楽しみにしています☆
    またコメントさせてくださいね!

    • sakura より:

      かとちゃん様

      ブログを続けて読んでくださってありがとうございます。誰かが読んでくれていると思うととてもとても力が湧いてきます。
      神奈川から車で1時間半の病院で、すごく近いわけではないのですが、それでも週末などは家族が来ることが出来るのでありがたいです。
      8月の中旬からずっと入院生活をしていて、通院で抗がん剤を受けてる人とは体力の差がどんどん開いてるように感じます。
      入院しているとどうしても甘えてしまって身の回りのこともやらなくなっていってしまいます。
      無理はもちろん禁物ですが、なるべく普通の生活をしながら抗がん剤を投与していくのがベストだなと感じました。
      かとちゃん様、かとちゃん様も入院されているということですが、体を休めるときは思いっきり休めて、動かせるときは動かしてお互い質の良い生活を目指していきましょう。
      北海道はもう冬の気配??を感じます。どうか、どうかご自愛ください。
      さくら